誰もが知っている「わかめ」。「低カロリーで栄養豊富」が代名詞ですね。
わかめに含まれる成分は、食物繊維(乾燥重量の約40%)、脂質、ミネラルがよく知られています。
特に食物繊維の中にはアルギン酸やフコダインが含まれていてどちらもヌルヌルするもとになっています。
アルギン酸には、血中の余分な塩分を排出して血圧を下げたり、腸内の消化酵素の働きを活発にして消化を促進させたりする作用などがあります。
フコダインには細菌やウイルスなどから身を守るための免疫力を高める作用があるともいわれています。
わかめは水溶性食物繊維なので、糖の吸収をゆるやかにする働きや、コレステロールを吸着し、体外に排泄する働き、体内のビフィズス菌を増やし、腸内環境を良くする整腸効果などもあるようです。
実際に使う時は乾燥わかめの場合水でもどすと量が約10倍になるので、2人分なら「ひとつまみ」ぐらいで。
わかめと組み合わせる食材で栄養を賢く取りましょう。
※わかめと卵なら⇒「カルシウムアップ」
※煮魚の付け合わせをわかめにして⇒「脂肪を分解」
※わかめと野菜で⇒「ダイエットにピッタリ」
※わかめのお味噌汁で⇒「余分な塩分を排出」
献立を考える時のヒントにどうぞ。